2012年3月5日月曜日

iPadは「革命」なのか? 「幻想」なのか?


 iPadは、エンターテインメントやライフスタイルを激変させる「革命」なのか? それとも一時的なブームに過ぎず、やがては消滅してしまう「幻想」なのか? どちらの方向へと進んで行くのだろう。私は、世界中のクリエイターが創り出すアプリこそ、その鍵を握っていると考える。

 レコード会社内で 17年間 音楽のグラフィック・デザイン(CDジャケット, 広告, ポスター, 販促物全般)の制作を担当。その後、私は、2010年よりフリーランスのクリエイターとして活動中である。iPadが示した世界観は、私の人生に新しい駆動力を与えてくれた。iPadの登場を目の当たりにして、感性の再起動を決意した。クリエイターとしての、これまでの経験に基づき、アプリ開発も視野に入れることにしたのだ。元々アート・ディレクターであり、グラフィック・デザイナーであるから、アップルとの付き合いは17年という歳月を超える。思えば、アップルにとって苦難の時も復活の時も、私の仕事道具はMacであった。Macでなければ、グラフィック・デザインを出来ない時代があった。

 このブログのタイトルに「文化論」という文字を付けたが、使用する言葉の厳密な定義付けや 論文調の語り口には拘らない。私なりに、iPadが生活や文化に与える影響を考察したいと思う。iPadの最新ニュースについても、随時 言及したいと考えている。

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